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トヨタ、Appleの「CarPlay」を採用 北米のハイエンドモデルで
トヨタもようやくAppleの車載システム「CarPlay」を採用する。北米で販売する高級車「Avalon」の2018年春の新型車の9インチディスプレイで利用できるようになる。
トヨタ自動車の米国法人は1月15日、北米向けの一部車種で、米Appleの車載システム「CarPlay」を2018年中に採用すると発表した。トヨタはこれまで、自社製の車載システムのみを採用してきたが、9日には米Amazon.comの「Alexa」の採用も発表している。
CarPlayを採用するのは、北米で販売する高級車「Avalon」の2018年春モデル。同モデルは現在、日本では販売していない。
ダッシュボードの9インチのタッチスクリーンで操作できる。トヨタ自身のマルチメディアシステム「Entune」と併存する。
米Fordやホンダなど、CarPlayと米Googleの「Android Auto」の両方を採用するメーカーもあるが、トヨタはAndroid Autoについては今のところ採用を発表していない。
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