● ● ●
永遠に完成しない駅の改装工事、何度も何度も掘り起こされる道路――。仕事を終わらせることは、それほど罪なのでしょうか?
“come of〜”とは、「〜の結果として生じる」とか「〜から生じる」という意味で、“nothing came of the meeting”というと「会議では何の結果も出なかった」という意味になります。
また“something will come of it”というと、「何かしらの結果が生じる」、つまり「何とかなるよ」という意味の表現になります。
似たような表現に“Come off it!”がありますが、こちらは「偉そうなまねをするな!」「ばかなことするな!」「いいかげんにしろ!」という慣用句になります。直訳すると「それを降りる/やめる」なので、「それ」が「偉そうなまね」なのか「愚かな行為」なのかによって訳も変化します。例えば“Come off it! Who do you think you are?”だと、「偉そうにするな! 自分を何様だと思ってる」となりますし、“Come off it! The party’s over.”といえば「もうばかはやめろ! 遊びは終わりだ」となります。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
関連記事
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。 - 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。 - 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。 - 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。 - 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。 - 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.