職場で最も頼りにならないヤツ:ディルバート(580)
「誰かが俺に助けを求めることって、ほぼないけどな」とニヒルに語るウォーリー……。苦手な人に頼みごとをするのは、“昨日の敵は今日の友”に変えるライフハックの1つとされていますが、その手が全く効かない人もいるようで……。
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まぁ、PCのそばでものを食べないで済むなら、それに越したことはないですが……。ウォーリーに助けを求めないで済むのなら、それまた越したことはないですよね……。
人にものを頼む言い方はいろいろありますが、職場などで丁寧に頼みたいときに使える表現を幾つかご紹介します。
相手に作業を中断させるときにはまずは“Excuse me”(すみません、失礼します)と声を掛け、話せる状況にあるかどうかを確認するのに“Do you have a minute?”(お時間ありますか?)とか“Are you free right now?”(今、お手隙ですか?)と尋ねます。
さらにお願いごとがある場合には、“Is there any chance you could do (something) for me ?”(直訳:あなたに「何か」をやっていただくことは可能でしょうか?)、“Would you mind helping me with (something) ?”(直訳:「何か」を手伝っていただいてもいいですか?)、“I was wondering if it would be possible for you to(do something) ?”(直訳:もしもよろしければ「何か」をしていただくことは可能でしょうか?)といいますが、これらの表現はかなり丁寧な部類に入りますので、さほど親しくない相手にお願いごとをする時に使った方がかもしません。ウォーリーには、使っても使わなくても同じでしょうが……。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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