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Google系列のVerily、血糖値測定コンタクトレンズの開発を中止 正確な測定は困難
Alphabet傘下の医療企業Verily Life Sciencesが、2014年に立ち上げた糖尿病患者のための血糖値測定コンタクトレンズの開発を中止した。わずかな涙液から正確な血糖値を測定するのは困難という結論に達した。今後は白内障や老眼のためのスマートレンズの開発にフォーカスする。
米Alphabet傘下のVerily Life Sciencesは11月16日(現地時間)、2014年に立ち上げた糖尿病患者の血糖値を涙液で測定するスマートコンタクトレンズの開発を打ち切ると発表した。
同社はスイス製薬大手Novartis傘下のアイケア製品部門のAlconと血糖値測定レンズのテストをしてきたが、涙液膜中の少量のグルコースから正確な血糖値を測定するのは難しいという結論に達したという。
白内障や老眼のためのスマートレンズの開発は今後もAlconと共に続ける。また、スマートレンズ以外の形での血糖値測定ツールを引き続き開発していく計画だ。
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