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可能性から弱点まで――AIのビジネス活用に必要な「5つの視点」編集部が選ぶ、2018年の注目記事5選【池田編】(2/2 ページ)

2018年も終わり、年間ランキングも発表されましたが「ランキングには載らなかったけど、面白い記事はまだまだたくさんあるんだぞ!」ということで、ITmedia エンタープライズ編集部員がそれぞれ、読者の皆さまに推したい記事を5本ご紹介。データ分析周りを担当する池田からは、AIを中心に、思わず「へぇ」とつぶやくような記事をお届けします。

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AIが「できないこと」を知る

 AIの可能性は広がっていますが、その限界を知らないとビジネス活用では痛い目を見ることになります。「人工知能の大半は、ないものを『ない』と認識できない――」。連載「真説・人工知能に関する12の誤解」の著者である松本健太郎さんはこう話します。

人工知能が絶対にできないこと――AI研究の難問「フレーム問題」を考える

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 「データがあれば人工知能は正しい判断をしてくれる」。そう思う人は多いですが、一方で人工知能ができないこと、苦手とすることもあるのです。今回は、人工知能を扱う上で重要な難問である「フレーム問題」についてお話しします。


 人工知能が人間の知能を超える……そんな「シンギュラリティ」の世界を予見する人も少なくありませんが、「法律と宗教以外は、曖昧な倫理観と価値観で成り立つこの世界において、人工知能が人間に勝る能力を発揮するのは、まだまだ先」と松本さん。その理由が知りたい方はぜひ記事をどうぞ。

たかが15分、されど15分――IoTを活用した“地獄”のトレーニングにびっくり

 最後の1本は箸休め的な記事を。トレーニング用品の「SIXPAD」が開いた会員制ジムを体験してきた記事です。たった15分で全身が汗だくになる貴重な(?)経験をしてきました。

IoTを駆使した近未来型ジム「SIXPAD STATION」で地獄のトレーニングを体験してきた

 30歳になり、最近おなか周りが気になってきた記者。「最新ITを駆使したトレーニングジムがある」と聞き、“仕事”と称して体験してきた。運動不足のたるんだ体は、地獄の15分トレーニングに耐えられるのか?


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 専用のボディースーツとタッチ式のデバイスがBluetoothで接続されており、トレーナーがデバイスの画面をタッチすることで、ボディースーツを操作してトレーニングの負荷を自在に変えられるという“ハイテク”ぶり。これもある種の「IoT」なのでしょう。そのうち、トレーナーがAIになってしまう日も遠くはないのかもしれません。

 企業向けの話を扱っている以上、形のないものを説明することが多いのですが、こうした事例は、私たちの身近な生活がどう変わるのか想像しやすく、ユーザーの支持を得やすいのではないかと思いました。真面目な記事からやわらかい話題まで、2019年も硬軟を織り交ぜて、AIやIoTの最新トレンドをお伝えしていきますので、よろしくお願いします!

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