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NTT Com、自然言語解析APIサービスに「言い淀み除去」「音声認識誤り検知」「感情分析」などを追加
NTTコミュニケーションズは、自然言語解析APIサービス「COTOHA API」のラインアップを強化。「ええと」などの言いよどみを除去するAPI、言い間違いや音声認識の誤りを検知するAPIなどを追加し、音声認識の精度向上と日本語解析の高度化を図った。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2019年1月15日、NTTグループの自然言語解析技術をベースにしたAPIサービス「Communication Engine "COTOHA API"」(以下、COTOHA API)のラインアップ拡充を発表した。新たに「言い淀み除去」「音声認識誤り検知」「感情分析」の3つのAPIを提供し、「照応解析」APIの正式版の提供を開始した。
COTOHA APIは、「テキスト解析」「対話」「音声認識」向けのAPIサービス。NTTグループが40年以上にわたって蓄積、精錬した210万語を超える日本語辞書と、AI関連技術「corevo」、NTT Comが独自開発した自然言語解析技術を実装し、これらを活用したAPIを利用できる。
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