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スマトラ島の防災センター、火山噴火や洪水などの災害を一元管理する富士通の「総合防災情報システム」を導入

インドネシアの北スマトラ州防災局の防災センターが、富士通の「総合防災情報システム」を導入。災害現場で職員がスマホアプリで報告する被災状況を、防災センターの大型ダッシュボードにリアルタイムに表示する。複数箇所で発生した災害も一元管理でき、災害発生時の迅速な初動体制の確立を支援する。

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 富士通とPT.Fujitsu Indonesia(富士通インドネシア)は2019年1月28日、インドネシア共和国の北スマトラ州防災局の防災センターに、災害情報を一元管理し、災害時の迅速な意思決定や救助・復旧活動を支援する「FUJITSU Public Sector Solution 総合防災情報システム」を構築し、2019年1月から稼働を開始したと発表した。

 同システムでは、災害現場に派遣された北スマトラ州防災局の職員が、専用スマートフォンアプリを使って火山噴火や洪水、土砂災害などの災害種別や被害者数、建物の被害数などを報告すると、防災センターに設置された大型ダッシュボードの地図上にその災害情報がリアルタイムで表示される。

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各地の災害情報を集約し、一元的に可視化する大型ダッシュボード画面。災害種別は、スマホアプリと同様に、アイコンで地図上に分かりやすく表示

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