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ユーザーの予約でAIがバス配車 横浜市で実証実験へ:車いすの乗客にも配慮
NTTドコモ、横浜市らは、2019年10月10日から20日まで、横浜都心臨海部で「AI運行バス」の実証実験を行う。4〜6人乗りの小型車両に加え、11人以上が乗れる大型車両や、車いす利用者に対応したユニバーサルデザイン車両も活用する。
NTTドコモ、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、横浜市は、横浜都心臨海部で「AI運行バス」の実証実験を実施する。
期間は、2019年10月10日から20日まで。4〜6人乗りのワゴン車型の小型車両に加え、11人以上が乗れる小型バス型の車両や、車いす利用者に対応したユニバーサルデザイン車両も活用する。
人の移動や需要をリアルタイム予測 AI運行バスの仕組みは
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