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最寄りのワークスペースをスマホで探せる 一般参加型の実証実験がスタート
NTT Comは、ワークスペースとして使える最寄りのカフェ、コワーキングスペースなどを検索、予約できる「Dropin」の実証実験を開始する。トライアル利用者とワークスペースの提供を希望する店舗は無料で参加できる。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2020年2月7日、外出先などですぐに使える最寄りのワークスペースを検索、予約できるサービス「Dropin(ドロッピン)」の実証実験を同日から開始したと発表した。併せて、実証実験に参加するトライアル利用者とワークスペース提供店舗の募集を開始した。
Dropinは、専用のスマートフォンアプリ(iOS用)を使って、現在地の近くでワークスペースとしてすぐに“ドロップイン(一時利用)”できるカフェ、レストラン、コワーキングスペースなどを探せるサービス。予約や決済もアプリ上で行える。
検索結果では、店舗までの距離、空席状況、公衆無線LAN(Wi-Fi)や電源の有無、店舗形態、店内の雰囲気などの条件を確認しながら、店舗を選ぶことができる。
事前にワークスペースの“予約”が可能に――その仕組みは?
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