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ビデオ会議で住民手続きを「ワンストップ窓口」化 住民の利便性向上へ――高松市、NTT Comら、共同実証へ
香川県高松市は、窓口業務をワンストップ化する実証事業を行う。住民が亡くなった際の公的手続きを、ビデオ会議システムで関係各課をつないだ「おくやみ手続窓口」で受け付け、遺族が手続きや相談を一括で行えるようにする。将来的には他の窓口業務にも展開する予定。
香川県高松市、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、STNetは2019年11月26日、ビデオ会議システムを活用して、市役所での住民手続きを「ワンストップ窓口」化する実証実験を2019年12月2日から開始すると発表した。
手続きを単一窓口で完結する「ワンストップ窓口」とは
実証実験では、住民が亡くなった際に必要な公的手続きの総合窓口として「おくやみ手続窓口」を2019年12月2日に開設。遺族の手続き負担軽減を図るため、市庁内の関係各課をビデオ会議システムでつないで、原則ワンストップで対応できるようにする。
ビデオ会議システムでつなぐのは、市民課、納税課、市民税課、資産税課、国保・高齢者医療課、障がい福祉課、介護保険課、こども家庭課の計8課。
「ワンストップ窓口」の実現により、自治体窓口業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、住民の利便性向上を図る狙いがある。
「ワンストップ窓口」を支えるクラウドシステムの仕組みとは
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