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リモートワークするなら記録しよう ビデオ会議は画面録画でメモになる:半径300メートルのIT(1/2 ページ)
国際イベントからほんの数ヶ月前倒しで、真の意味での働き方改革が進み始めました。テレワーク対応の可否が、企業の死活問題になり始めています。
ここ数年、政府がテレワークを推進していたのを皆さんもご存じではないしょうか。これはそもそも、人材不足や働き方改革の必要性に加えて「世界中から集中する(であろう)訪日観光客との共存」という2020年ならではのミッションがあったためでした。しかし昨今の「有事」をきっかけに、対策をしてきた企業としてこなかった企業の差があぶり出されている様子。筆者も記者発表やセミナーがオンラインに移行したことで、ちょっとした“改革”を強いられています。
「オンラインセミナーをICレコーダーで録音する」というナンセンス
例えば、筆者はこれまで取材の際、メモを取るのと同時にICレコーダーで音声を記録し、記事化の資料にしていました。しかし取材をオンライン化するにあたって、これまで当たり前のようにとっていたこの手法が「なんだかおかしい」ということに気付きました。「オーディオ端子を経由してICレコーダーで録音する」という方法も考えたのですが、あまり美しくありません。
この場合は「画面全体を動画でキャプチャする」のが最適解でしょう。テレワークにおけるオンライン会議でも、メモとして画面を記録しておきたいシーンもあると思います。そこで今回は、OS標準で付いている“動画キャプチャ”の方法をまとめたいと思います。
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