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ソラシドエア、「Slack」を全社導入 部門横断的なコミュニケーションと業務の生産性向上を促進
ソラシドエアは、業務効率化やサービス品質向上に向け、全社員800人強を対象に、ビジネス用メッセージプラットフォーム「Slack」を導入した。Slackの活用により、迅速かつオープンな情報共有や意思決定、組織的なコミュニケーション活性化を目指す。
Slack Japanは2020年4月6日、ソラシドエアがビジネス用メッセージプラットフォーム「Slack」を全社導入し、2020年4月から使用を開始したと発表した。
九州・沖縄を中心とした国内路線ネットワークを展開するソラシドエアは、2020年3月から新規就航した福岡空港も含めて、現在、日に13路線80便を運航している。今回、組織的な業務効率の改善や、運航品質、サービス品質の向上に向けた取り組みの一環として、Slackを全社員800人強に導入した。
Slackを採用した理由は、「オープンマインドを可能にする設計」「拡張性」「なじみやすさ」だとしている。
同社では従来、社内の連絡や情報共有を電子メール主体で行ってきたが、「事業所間コミュニケーションの不足と非効率な情報伝達」「特定の社員に業務・情報が集中することによる組織的な情報共有や議論する文化の未成熟」といった課題があった。
Slackの導入により、こうした課題を解決し、同社が目指す「オープンマインドな企業文化の醸成」や、「組織的なコミュニケーションの活性化」「業務の生産性向上」の実現を図る。
電子メールから完全移行へ――その導入効果は?
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