ニュース
重視されるWeb会議のセキュリティ Microsoft Teamsのプライバシー保護とセキュリティをMSが強調
日本マイクロソフトは、テレワークやオンライン授業などで利用者が急増する「Microsoft Teams」のプライバシーとセキュリティに関する機能を公式ブログで発表。プライバシー保護、個人情報とアカウント情報、データ保護などに関する信頼性を強調した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策によるテレワークやオンライン授業の需要からビデオ会議ツールの利用者が世界的に急増する中、日本マイクロソフトは2020年4月8日、公式ブログでコラボレーションツール「Microsoft Teams」(以下、Teams)におけるプライバシーとセキュリティに関する機能や取り組みを紹介した。
Teamsは、ここ4カ月で利用者が倍以上に増え、2020年3月には全世界で1日当たり4400万人以上が利用するツールとなっている。
Microsoftによると、企業によるミッションクリティカルな業務への活用に加え、救急隊員による人命がかかっている緊急時のコミュニケーション、政府による最も必要とされる場所への医療品の移送、医師や看護師による遠隔診療、研究者のワクチン開発における大陸を越えた共同作業などにもTeamsが使われているという。また、人と人とのつながりを支える個人のコミュニケーション手段としても活用されている。
こうした中、日本マイクロソフトは、プライバシーとセキュリティを適切に保つためにTeamsに実装されている機能や、透明性を確保する設計、アカウント情報やデータ保護に関する機能などを公式ブログで説明。その信頼性をアピールしている。
Web会議のプライバシーとセキュリティをどのように実現するのか?
関連記事
- 利用者4400万人を突破 全世界でMicrosoft Teamsが進めるテレワーク支援の全容とは
全世界にCOVID-19が猛威をふるう中、テレワークにTeamsを活用する組織が急激に増えている。大企業や中小企業から教育機関まで、さまざまな組織のニーズを見据えたTeams活用へ、日本マイクロソフトが提供する支援とは。 - SlackがMicrosoft Teamsと連携、SlackからTeamsのビデオ会議を開始可能に
SlackはオンラインセミナーでSlackがMicrosoft Teamsと連携を発表した。 - いきなり“全社テレワーク”で情シス大ピンチ? 覚えておきたいPC管理の注意点
今、テレワークの需要が日本企業の間で急速に拡大しています。今までVPNなどを使ったテレワークを実施してきた企業もあるでしょう。しかし「だから大丈夫」と急いで全社テレワークに突入しまうと、深刻な問題につながります。始めた後で「PCが動かないのに、会社にも行けない」といったピンチを招きがちな“3つの誤解”を、今から解いていきましょう。 - 企業PCの設定やセキュリティ、トラブルまで対応――MSが「DaaS」を後押しする理由
企業に最新のPCやアプリケーションを“サービス”として提供し、運用管理やアップデートを事業者が丸ごと引き受ける「Device as a Service」(DaaS)が、日本の企業向け市場へじわじわと進出しようとしている。そのメリットや新しさとは何なのか。事業に関わる日本マイクロソフトにインタビューした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.