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テレワークのデータをクラウドでバックアップ Arcserveが3カ月サブスク版を提供開始
Arcserve Japanは、クラウドバックアップサービス「Arcserve UDP Cloud Direct」の3カ月サブスクリプションを開始する。新型コロナウイルスの影響によるテレワークの急増を受け、在宅勤務用PCのデータ保護を支援。併せて、1年間サブスクリプションも値下げする。
Arcserve Japanは2020年5月12日、企業向けのクラウドバックアップサービス「Arcserve UDP Cloud Direct」の3カ月間サブスクリプションの提供を2020年5月18日から開始すると発表した。これにより、主に在宅勤務用PCのデータ保護用途でのクラウドバックアップを導入しやすくした。同時に、従来提供している年間サブスクリプションの利用料も値下げする。
データの安全性と災害復旧を支援するArcserve UDP Cloud Directの仕組みとは?
Arcserve UDP Cloud Directは、バックアップに必要な機能とストレージをセットで提供し、安全なクラウドへのバックアップとクラウド上での業務継続を支援するDRaaS(Disaster Recovery as a Service:サービスとしての災害復旧)機能を提供するサービス。スペースや管理上の都合でオンプレミスでのバックアップ環境の構築が難しい企業でも、手元にバックアップ用サーバやストレージを用意することなく、サーバやPCのデータを直接クラウドにバックアップできる。
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