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3000人に聞いたこれからの働き方 「テレワークを継続したい」が「継続したくない」の倍に――Google調査
Googleの調査によると、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークを取り入れた人のうち、これからの働き方として、懸念終息後もテレワークを「続けたい」と回答した人は約半数で、「続けたくない」と回答した人の23.1%を大きく上回った。
Googleは2020年5月末、「テレワークの現状、実態」に関する調査結果を発表した。約3000人を対象にした調査の結果、「テレワークを継続したい」が「継続したくない」を大きく上回ったという。
この調査結果は、Google公式の調査分析情報ブログ「Think with Google」で発表した。2020年4月28日から30日に関東1都6県、関西2府4県を対象に実施した「働き方」に関する定量調査の結果を基に、国内のオフィスワーカー(2020年度新社会人、パート、アルバイト、学生、無職を除く)3368人の回答をまとめている。
テレワークは、ITの活用で働き方の多様性を担保しつつ、働く場所や時間の制約を緩和し、柔軟に働ける環境を目指したもので、生産性と働く人の幸福度の両立につながる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策だけに限定したものではなく、今後も継続し得る働き方の一つだ。
企業にとっては、持続的に成長するための要件の一つになっていくとみられ、企業規模にかかわらず、今後テレワークをいかに導入、継続していくかを考える必要があるという。そこで、Googleでは、同調査の結果が今後の働き方への示唆になればとしている。
COVID-19対策で「働き方が変化」は約61% 完全テレワークの割合は?
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