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横河レンタ・リースの「Win10運用マスターへの道」(22):

全社テレワークしてから、Windows 10が遅い、重い――情シスに苦情殺到の“VDIの悲劇”はなぜ起こるのか

全社テレワークを検討する企業が増える中「Windows 10の動作が遅くなった」「デスクトップが立ち上がりにくくなった」という声が聞こえてくるようになりました。その原因でよくあるのが、以前からテレワークに活用されてきたVDIです。なぜVDIでWindows 10を動かすと問題が起こるのか? その原因と注意点を解説します。

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 皆さんこんにちは。横河レンタ・リースで、ソフトウェアの製品開発を担当している松尾太輔です。「Windows 10」運用にかかわるさまざまな課題を取り上げる本連載、今回はWindows 10を使ったテレワークの課題になりがちなVDI(仮想デスクトップ)を取り上げます。

 当社は2020年2月から全社的にテレワークを推奨し、私も2020年4月の頭からテレワーク中心の働き方を続けています。緊急事態宣言中は全く出社せず、宣言が明けた後も週に1〜2日程度、必要最低限の回数出社しています。

 東京都で連日200人を超える感染者が出ている中、積極的に出社するよりは、可能な限りテレワークしようという方がほとんどだと思います。しかし、それはテレワーク環境に問題がない方々に限られるでしょう。

 会社がテレワークのために用意した環境が、逆にWindows 10を使いづらいものにして、さらにテレワークに必要な仕組みを利用するのを妨げているケースがあります。その原因の一つがVDIです。

 VDIは、サーバ上の仮想マシンでOSやアプリケーションを動作させ、ユーザーの手元の端末にその画面だけを転送することで操作できるようにする仕組みです。ユーザーの端末には、実際のデータは保存されません。モバイルワークやテレワークにおいては、端末の盗難や紛失時などによるデータの漏えい、消失といったリスクが否めません。それらを防ぐ手段として、VDIはここ10年くらいで普及しました。働き方改革で改めて導入が進み、このコロナ禍のテレワーク手段として急きょ利用を開始した企業も多いと思います。

 ただし、VDIは運用の仕方次第で便利にも不便にもなり得る点に注意が必要です。

毎朝デスクトップが“大渋滞”? VDIでWin 10を動かす企業が見落としがちなこと

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