RPAツール「WinActor」の新バージョン「Ver.7.1.0」、大規模開発を支援する上級プログラマー向け機能を拡充
NTTアドバンステクノロジは「WinActor」の最新版「Ver.7.1.0」を2020年8月24日に販売開始した。上級プログラマー向けのシナリオ開発環境や、オンラインシナリオ管理機能を強化するなど、大規模なシナリオ開発現場や共同開発現場の生産性向上に有効な機能を取り入れた。
NTTアドバンステクノロジは2020年8月24日、RPA(Robotic Process Automation)ツール「WinActor」の最新版「Ver.7.1.0」の販売を開始した。
WinActorが追求する「誰もが使いやすいRPA」とは
WinActorは、NTTアクセスサービスシステム研究所が開発した技術をベースに、NTTアドバンステクノロジが商品化した国産RPAツール。WindowsアプリケーションやWebアプリケーションで行うさまざまな操作を「シナリオ」として記録し、自動化する。定型的な繰り返し作業や複数システムにまたがるデータの投入といった大量データを扱う作業を正確に再現でき、業務効率、品質、コストの改善につなげられる。
WinActor Ver.7シリーズの先駆けとなるVer.7.0では、初心者から上級プログラマーまで「誰もが使いやすい次世代RPA」を目指し、アーキテクチャの見直しとフルリメイクによる処理高速化による視認性と操作性を重視した改良を図り、ユーザーインタフェース/ユーザーエクスペリエンスを向上。
複数のシナリオを見比べながら同時に作成/編集できる機能を搭載し、エラー発生箇所を視覚的に分かるようにするなど、シナリオ作成の生産性を向上させた他、画面レイアウトをカスタマイズする「ドッキングウィンドウ」を取り入れ、オフィスワークでもテレワークでも、使用デバイスのディスプレイ解像度に合わせて好みのレイアウトで作業しやすくした。
また、シナリオ作成の基本から実践的、応用的な操作までをストーリー形式で体験しながら学習できるチュートリアルも搭載する。
上級プログラマー向けシナリオ編集機能やシナリオ管理機能を強化
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