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顧客体験の差別化を支援するCX関連ソフト市場、2021年以降は「ネクストノーマル化」で成長の兆し――IDC
IDC Japanによると、国内の顧客エクスペリエンス(CX)関連ソフトウェア市場は、コロナ禍で2020年は成長が鈍化するものの、2021年以降はデジタルCXの向上ニーズが成長を促し、2024年には5885億円となる見通しだ。
IDC Japan(以下、IDC)は2020年10月6日、国内の顧客エクスペリエンス(CX)関連ソフトウェアの市場予測を発表した。
IDCでは、国内CX関連IT市場を「企業が顧客体験を差別化する目的で選択するデジタル戦略、技術、ビジネスプロセス、サービス提供を遂行するためのIT製品/サービス群」と定義している。同調査では、CX関連IT市場のうち、ソフトウェアに関わる市場に焦点を当てて予測している。CX関連ソフトウェア市場は、CRM(Customer Experience Management:顧客関係管理)だけでなく、CXを向上させるためのコラボレーティブワークスペースソフトウェア、ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)などのソフトウェアを含んだ複合市場を指す。
なお、今回の市場予測は、2020年4月末における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響と見通しを考慮している。
CX関連ソフト市場、2021年以降は「ネクストノーマル化」で成長か
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