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データ管理はシーンに合わせて 筆者が自宅のRAID1をやめた理由半径300メートルのIT(1/2 ページ)

皆さんはデータ管理をどのように運用していますか。中には大容量のクラウドストレージサービスを契約する組織もあるかもしれません。しかしそれはオーバースペックかも。筆者のデータ管理方法を紹介します。

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 Googleが2020年10月6日、「G Suite」の名称を変更し、新たなブランド「Google Workspace」を発表しました。いまだに私は、G Suiteと聞くと「Google Apps」を思い浮かべてしまいますが、また脳内回路を組み替えなければなりません。

 さて今回のリブランドにおける注目ポイントですが、無制限のストレージが使用できなくなったことでしょう。クラウドストレージと無制限の相性は非常に悪く「無制限」とうたったサービスがプランを変更したり、サービスを終了したりする例は枚挙にいとまがありません。ある意味、サービス運営側自らがクラウドの信頼を失わせているともいえます。

 無制限のストレージ利用ができなくなったいま、Google Workspaceユーザーは、クラウドストレージ以外の選択肢を採用する必要があります。私は、自宅にネットワークストレージ(NAS)を構築し、運用していますがその構成を変えてみました。NASの冗長性を確保するために利用していたRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)をやめたのです。

シーンに合わせたデータ管理を考える

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