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ローカル5Gの現在地点と韓国「カスタム5G」の現状を知る(2/2 ページ)

日本では徐々にローカル5Gの検証が進む状況にあるが、実装で先行する韓国はどんな課題を抱えているだろうか。日本の現状に加え韓国「カスタム5G」の状況を紹介する。

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(3)5G先進国・韓国での「カスタム5G」への取り組み

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韓国5Gフォーラム・スマートファクトリー委員会 Seong-Lyun Kim氏(延世大学教授)

 一方、海外に目を転じると、韓国では3大キャリア(SKテレコム、KT、LGテレコム)が2019年に5G免許を取得しており、2019年4月に5Gサービスを開始している。現在、既に800万〜900万人がサービスを利用しており、普及スピードは4Gサービス開始時点よりも数倍速いという。主なユースケースはモバイルのブロードバンドサービスやストリーミングゲーム、VR/ARなどのサービス利用だ。

 韓国は日本のローカル5Gのように全国5Gとは別の個別組織自営のネットワークを展開するアプローチをとっていないが、「産業5G」と呼ばれるスマートファクトリーへの5G適用についての議論は進んでいる。

 韓国5Gフォーラム・スマートファクトリー委員会のSeong-Lyun Kim氏(延世大学教授)は「カスタム5G」という韓国の取り組みを紹介した。

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