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年間約4000時間の事務処理を削減 NTTテクノクロスが稟議や申請をAIでサポートする製品を発表
NTTテクノクロスは、AIを活用した申請書作成支援ソリューション「BizFront/SmartUI Decision Manager」を販売開始する。稟議や申請などの事務処理の際、企業独自のシステムやルールに合わせて書き方や注意事項を自動で提案し、入力業務を効率化する。
NTTテクノクロスは2021年2月2日、稟議(りんぎ)書や申請書などの記入作業をAI(人工知能)が支援し、社内の事務処理を効率化する「BizFront/SmartUI Decision Manager(ビズフロント スマートユーアイ デシジョン マネージャー)」を、2021年2月8日から販売すると発表した。
AIが申請書の書き方や注意事項を提案 その仕組みは
BizFront/SmartUI Decision Managerは、企業独自のシステムやルールに合わせて稟議書や申請書の書き方や注意事項をAIが自動で提案するソリューション。既存の社内システムと組み合わせて利用できる。
事務処理システムで申請内容のキーワードを打ち込むと、AIが事前学習した社内ルールから、記載しようとしている内容に合うひな型や書き方の注意事項などを表示し、自動記入する。
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