ニュース
50マイクロ秒の精度を実現 アプリ向け「時刻同期サービス」とは:金融サービスやオンラインゲーム業界に需要
エクイニクスは、PTP/NTPに対応する正確な時刻同期サービス「Equinix Precision Time」を開始。正確な時刻同期を必要とする顧客向けに、最大50マイクロ秒のSLA(PTP時)の時刻同期を提供する。プライベート網の活用で信頼性と安全性も確保した。
エクイニクスは2021年3月23日、高精度な時刻配信サービス「Equinix Precision Time」の提供開始を発表した。金融サービスやオンラインゲームなど、正確な時刻同期を必要とするサービスを提供する業界向けに、信頼性と安全性に優れた正確な時刻同期を提供する。
50マイクロ秒の精度を実現 時刻同期サービスの仕組みは
Equinix Precision Timeは、同社がグローバルに展開するデータセンタープラットフォーム「Platform Equinix」上で提供される時刻配信サービス。ソフトウェア定義型相互接続サービス「Equinix Fabric」経由で利用できる。
同サービスの具体的な仕組みは以下の通りだ。
関連記事
- 国内パブリッククラウド市場“急成長”は本当か? AWSやAzureも利用のデータセンター、日本に巨額投資の背景は
- AWSやAzureなど、大規模クラウドのニーズ増か 専用データセンター新設のエクイニクスが見込む日本の変化
クラウドの需要増に向けて、事業者向けデータセンターを手掛けるエクイニクスが新たに東京と大阪に3カ所の拠点を設置する。特にAWSやAzureといった“ハイパースケーラー”の需要を見込む同社が国内で進める大規模な投資と、その理由とは。 - お台場で建設が進む巨大データセンター「TY11」の中をのぞいてみた
エクイニクスが東京都内に開設した最新のデータセンター「TY11」を報道陣に公開。世界各地との高速接続をかなえる設備をはじめ、コスト効率から周辺環境へのメリットにまで配慮したという中身とは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.