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DellがAPEXのラインアップを発表 グローバルでのサービス立ち上げ速度は変わるか
Dellは「Dell Technologies World 2021」において自社製品を「as a Service」で提供するAPEXの具体的なサービスポートフォリオを発表した。同時に、グローバルで拠点を持つEquinixのコロケーションサービスとの連携も発表し、グローバルでのサービス提供スピード向上を目指す企業ニーズにも対応した。
Dell Technologies(移行、Dell)はITの活用を「as a Service」型で提供する「APEX」という取り組みを進めている。APEXは2020年10月に開催された同社グローバルイベント「Dell Technologies World」で発表した新しいサービス提供コンセプトだ。さまざまなサービスがクラウドで提供される中、従来、オンプレミスで所有してきたITインブラの運用や管理もサービスの一環として提供する。
2021年5月5日(現地時間)、Dellは「Dell Technologies World 2021」において「APEXポートフォリオ」を発表した。昨秋コンセプトとして示されたAPEXがいよいよ具体的なサービス体系としてまとめられ、具体的な提供方法が示された形だ。
Dellが提供する「APEXポートフォリオ」の中身は
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