ニュース
国内ネットワーク仮想化/自動化市場とNFV市場、ネクストノーマルで成長市場へ返り咲き――IDC予測
IDC Japanによると、国内のネットワーク仮想化/自動化市場は、コロナ禍でマイナス成長に転じたものの、2025年まで年率4.6%で成長する見通しだ。国内NFV市場も年率6.6%の拡大が見込まれる。市場成長の要因とは?
IDC Japan(以下、IDC)は2021年5月10日、SDN(Software-Defined Networking:ソフトウェア定義型ネットワーク)に代表される「ネットワーク仮想化/自動化」と、通信事業者向けの「NFV(Network Functions Virtualization:ネットワーク機能仮想化)」の国内市場に関する2025年までの予測を発表した。
コロナ禍で暗転するも、今後はプラス成長の見通し
データセンターと企業ネットワーク向けを合計した国内ネットワーク仮想化/自動化市場は、2020年の562億円から、2025年にかけて年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)4.6%で拡大を続けると予測している。
関連記事
- DX推進に向けたローコード/ノーコードプラットフォームの利用状況は――IDC予測
IDCは、国内企業を対象に実施したローコード/ノーコードプラットフォームの動向に関する調査結果を発表した。調査によると現時点では、アプリケーション開発に同プラットフォームを使用している企業は8.5%だった。 - クライアント仮想化、国内で導入率上がる その背景と懸念は――IDC
IDC Japanは、国内クライアント仮想化市場の動向に関する分析結果を発表した。2021年のクライアント仮想化導入率は、対前年比12.7ポイント増の40.4%に達し、仮想デスクトップの利用率も増加した。 - 日本の従業員、デジタルツール使用にまさかの”弱腰” ガートナーの世界調査で課題が明らかに
日本企業は世界の主要8カ国と比べて、従業員のデジタルスキルの自己評価以外でも最下位だった。浮かび上がった課題とは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.