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クライアント仮想化、国内で導入率上がる その背景と懸念は――IDC

IDC Japanは、国内クライアント仮想化市場の動向に関する分析結果を発表した。2021年のクライアント仮想化導入率は、対前年比12.7ポイント増の40.4%に達し、仮想デスクトップの利用率も増加した。

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 IDC Japan(以下、IDC)は2021年3月25日、国内クライアント仮想化市場の動向に関する分析結果を発表した。クライアント仮想化を導入済みまたは導入候補としている企業のIT管理者やエンドユーザーなどを対象とした調査に基づいて分析した。

 2021年のクライアント仮想化導入率は、対前年比12.7ポイント増の40.4%だった。内訳は、「全社導入」とした企業が同7.5ポイント増の17.2%、「部分導入」が同6.2ポイント増の18.2%、「試験導入」が同1ポイント減の5.0%だった。「検討なし」と回答した企業の割合は、同2.3ポイント減の18.1%で、「関心なし」は同8.6ポイント減の15.9%だった。


クライアント仮想化の導入割合(全社導入/部分導入/試験導入)(出典:IDC Japan)

金融がリードしていた導入率に変化 仮想デスクトップも含めた動向や懸念は

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