プライベートクラウド環境を「数時間」で展開 IBMがPower Systems向け製品を発表
日本IBMは、プライベートクラウド構築ソリューション「IBM Power Systems Private Cloud Rack Solution」の提供を開始した。「IBM Power Systems」に、「Red Hat OpenShift」などクラウドネイティブなアプリケーション開発に必要なソフトウェア製品を事前にセットアップして提供する。
日本IBMは2021年2月24日、プライベートクラウドを数時間で展開できる「IBM Power Systems Private Cloud Rack Solution」(以下、PPC Rackソリューション)の提供を開始した。
PPC Rackソリューションは、IBMのサーバ「IBM Power Systems」に、Red Hatのコンテナプラットフォーム「Red Hat OpenShift」などクラウドネイティブなアプリケーション開発に必要なソフトウェア製品を事前にセットアップする。
PPC Rackソリューションは、実稼働環境向けの「Power Private Cloud Rack for Production」と、開発環境向けの「Power Private Cloud Rack Starter Deployment」の2種類で提供される。
どちらの製品も、同社のサーバ「IBM Power System S922」とストレージ装置「IBM FlashSystem 5200」に、仮想化ソリューション「IBM PowerVM」やクラウド管理ソリューション「IBM PowerVC」、ストレージ管理ソフトウェア「IBM Spectrum Control」、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 8」、コンテナプラットフォーム「Red Hat OpenShift Container Platform」などのソフトウェアを事前にインストールする。
プライベートクラウド環境を数時間で展開 PPC Rackソリューションの詳細は
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