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老舗の大企業で相次ぐ「DX新会社」の強みとリスクは? 資生堂とアクセンチュアのDX合弁から探るWeekly Memo(1/2 ページ)

資生堂がアクセンチュアの力を借りてDXへの本格的な取り組みを開始した。この動きから、企業がDXを推進していく上での勘所と懸念を探ってみたい。

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 「資生堂はデジタルトランスフォーメーション(DX)によってビューティー市場に革新をもたらす」

 資生堂の魚谷雅彦氏(代表取締役社長兼CEO)は2021年5月11日、DXの推進に向けてアクセンチュアと合弁会社を同年7月に設立することをオンライン会見で発表し、この取り組みについて上記のように意気込みを語った。

 資生堂は中長期経営戦略の中で「デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築」を掲げており、2021年2月にアクセンチュアと戦略的パートナーシップを締結。今回の新会社は、その具体的な取り組みとなる。会見には、Accentureのジュリー・スウィート氏(CEO)もワシントンからリモートで姿を見せた。

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資生堂の魚谷氏(左)とAccentureのスウィート氏

資生堂がアクセンチュアと合弁会社を設立 幹部が語った意図と強み

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