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元SAP幹部「Data Cloudが不可欠」に見るGoogle Cloudの本気
企業がビジネスを推進する上で「Data Cloud」が不可欠。Googleのサービスであればそれを実現できる――。元SAPのVPのGerrit Kazmaier氏がGoogle Cloudの優位性を説明した。
Google Cloudは2021年5月21日(現地時間)、企業がビジネスの変革を推進するには、「Data Cloud」の活用が不可欠だとブログ記事を公開した。記事を投稿したのは元SAP幹部のGerrit Kazmaier氏だ。Kazmaier氏は2009年からSAPで業務に従事、2011年からはSAPのインメモリデータベースHANAを担当し、「President, SAP HANA & Analytics」「Executive Vice President」を歴任、2021年4月からGoogleに移籍していた。
今回のブログ投稿はGoogleの「Vice President & General Manager, Databases, Analytics & Looker」としてのポジションからの投稿だ。
記事の冒頭でKazmaier氏は「I’m so excited to be part of Google Cloud.」(Google Cloudの一員になることをとてもうれしく思う)と、SAPからGoogleへ転身したことに触れている。
元SAP幹部Kazmaier氏はGoogleのData Cloudをどう語ったか
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