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Microsoft Officeに数年にわたって存在した4つの脆弱性が発見される
Microsoft Officeに4つの脆弱性が見つかった。Microsoft Officeエコシステムのほぼ全てに影響するという。しかも、この脆弱性は数年にわたって存在していたと考えられている。
Check Point Software Technologies(Check Point)は2021年6月8日(現地時間)、「Microsoft Office」に4つの脆弱(ぜいじゃく)性を発見したと伝えた。「Microsoft Word」「Microsoft Excel」「Microsoft Outlook」を経由して標的のPCで任意のコードを実行される危険性があるとされる。
この脆弱性はすでにMicrosoftに報告されており共通脆弱性識別子「CVE-2021-31174」「CVE-2021-31178」「CVE-2021-31179」「CVE-2021-31939」として認識されている。すでに修正プログラムが公開されていることから、該当するアプリケーションを使用する場合には直ちに最新のアップデートを適用してほしい。
数年間にわたって存在した脆弱性をファジングの手法で発見
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