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7億人分のLinkedIn登録データがハッカーフォーラムで販売される
LinkedInのものとされる7億人分のユーザーデータがハッカーフォーラムで販売されていることが分かった。2020〜2021年の最新のデータも含まれる。
米国を中心に転職活動などで重要な情報源として使われることが多いSNS「LinkedIn」に関して、新しいデータ漏えいの疑いが指摘されている。LinkedIn登録ユーザーの92%に相当するデータが対象とされることから、注目を集めている。今後、このデータがサイバー攻撃に利用される可能性がある。
セキュリティ情報サイト「Restore Privacy」は2021年6月27日(現地時間)、LinkedInユーザー約7億人のユーザーデータが人気のあるハッカーフォーラムで売りに出されていることを発見したと伝えた。LinkedInの登録データは一定の条件の下で公開されていることから、これまでもLinkedIn登録の個人情報だとするデータが販売されたことがあるが(関連記事)、今回は過去最大規模のデータ件数だったことから話題になっている。
販売されているデータの中身とLinkedInの見解
このデータは2021年6月22日にハッカーフォーラムで販売が開始された。約7億件のデータのうち、100万人分のデータがサンプルとして公開されており、そこには次のデータが含まれていたとされる。
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- LinkedIn 5億人分のプロファイルデータが「販売中」との報道
5億人分のLinkedInプロファイルデータが売りに出されているとの報告があった。漏えいしたデータには電子メールアドレスや電話番号、氏名などが含まれているとされる。
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