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ボンズ、IT基盤を刷新 アニメーション制作のデータ処理効率を30%アップ
ボンズは、アニメーション制作の現場を支えるワークステーションやサーバを刷新した。レンダリングなどのデータ処理業務の効率が20〜30%アップした他、サーバ、ストレージ環境の運用管理性も向上した。
デル・テクノロジーズ(以下、デル)は2021年7月1日、アニメーション制作プロダクションのボンズが、PC/ワークステーション、サーバ、ネットワーク環境にデル製品を導入し、IT基盤を刷新したと発表した。新基盤では、データ処理業務の効率が20〜30%アップしたという。
ボンズは1998年創立の大手アニメーション制作会社で、これまでに手掛けたアニメーションはテレビシリーズで55本、劇場用アニメーション映画で17本に上る。代表作としては2009年から2010年にかけてテレビで放送された「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」や、2021年3月から5期目のテレビ放映がスタートした「僕のヒーローアカデミア」、同年4月にテレビ放送が始まった「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」、オリジナル劇場用アニメーション映画「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」など、人気作・話題作を提供している。
アニメーション制作のデータ処理に応えるIT基盤とは
アニメーション制作の現場では、制作プロセスのデジタル化が進み、CGを扱うケースも増えているが、同時にクリエイターが扱うデータ量も増加し、業務端末やストレージ、サーバ、ネットワークといったIT基盤全体のデータ処理性能力とキャパシティーの向上が必要になる。
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