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自社のサイバーセキュリティ実践状況を可視化するWebツール、IPAが無償公開
情報処理推進機構(IPA)は、企業向けにサイバーセキュリティの実践状況をセルフチェックできる「サイバーセキュリティ経営可視化ツール」を公開した。診断結果は、自組織のベンチマーク、業界平均や他組織との比較、推奨対策の検討などに活用できる。
情報処理推進機構(IPA)は2021年8月17日、サイバーセキュリティの実践状況を企業自身がセルフチェックできるWeb版ツール「サイバーセキュリティ経営可視化ツール」を公開した。
サイバーセキュリティの実践状況を定量評価 その方法は?
サイバーセキュリティ経営可視化ツールは、設問に応えることで、企業がサイバーセキュリティの実践状況を自己診断し、その結果をレーダーチャートで可視化できるオンラインツール。経済産業省とIPAが共同で策定し、2017年11月に公開した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver2.0」がベースになっている。
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