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企業のデータ分析内製化を促進、日本マイクロソフトが支援プログラムを提供開始
日本マイクロソフトは、企業のデータ活用促進に向けて、「データ分析内製化支援プログラム」を始める。データ分析パートナーやコンサルティングパートナーと協業して、目的に合わせた4つのメニューを用意した。
日本マイクロソフトは2021年8月23日、企業のデータ活用促進に向けて、「データ分析内製化支援プログラム」の提供を始めることを、同社のブログ「Microsoft Base」で明らかにした。同社のデータ分析パートナーやコンサルティングパートナーと協業し、日本企業のデータ分析の内製化をサポートするとしている。
同社は「企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環としてデータドリブンな意思決定の仕組みを必要としている」とした上で、「分析コンサルティング企業や分析パートナーと協業してデータ利活用を推進するのは当たり前になったものの、分析業務を完全に外注し社内のノウハウが蓄積しない状況が続けば、日本のデータドリブンビジネスは他国より一層遅れる」と課題を指摘する。
データ分析内製化へ MSが提供する4つのメニューとは
日本マイクロソフトは、データ分析の内製化に不可欠な要素として「事業ドメインの深い知識」「データサイエンス人材の育成」「データサイエンス組織の立ち上げ」「データ分析基盤構築」「データガバナンス戦略」などを挙げる。
同社のデータ分析内製化支援プログラムは、目的に合わせて次の4つの支援メニューを提供する。
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