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Facebookサービス停止の裏側、Cloudflareが見た世界
Facebookが約5時間半に渡ってアクセス不能に陥った。CDN大手のCloudflareがこの事件の成り行きをBGPデータから分析し、サービス停止の様子を詳細に伝えている。
世界最大のソーシャルネットワークサービス「Facebook」が2021年10月4日(米国時間)、約5時間半にわたりアクセス不能の状態になった。Facebook関連サービスの「WhatsApp」と「Instagram」も同様にダウンした。
本稿執筆時点でFacebookから今回のインシデントに関する詳細情報は発表されていない。本件について複数のメディアがサービス停止を伝えているが、インターネットセキュリティサービスを提供するCloudflareは技術的観測に基づき、Facebookがインターネットから消えた約5時間半の間に何が起こったのかを説明している。
Facebookダウンの外部から見た原因とは
Cloudflareは、グローバルネットワークにおける全てのBGP(Border Gateway Protocol)アップデートとアナウンスメントを記録している。同社は2021年10月4日16時51分(協定世界時、以下同)に、FacebookのDNSが「SERVFAIL」エラーを返していることを観測し、FacebookとWhatsApp、Instagramがダウンしていることを確認した。
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