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Microsoft、クラウド利用に伴う「サプライチェーン排出量」を可視化するツールを公開
Microsoftは、同社のクラウドサービスの利用に伴う二酸化炭素排出量を可視化するツール「Microsoft Emissions Impact Dashboard」を公開した。月別、サービス別、データセンター別に排出量情報を掘り下げることができる。
日本マイクロソフトは2021年10月19日、同社のクラウドサービスを利用するユーザー向けに、クラウド利用に関するフットプリントを定量化する「Microsoft Emissions Impact Dashboard」(以下、Emissions Impact Dashboard)の提供開始を公式ブログで発表した。
クラウドの持続可能性を高めるEmissions Impact Dashboardとは
Emissions Impact Dashboardは、クラウドコンピューティングに伴う二酸化炭素排出量の可視化、把握、分析、削減を支援するダッシュボードツール。「Microsoft Azure」など、Microsoftの各種クラウドサービスを利用するユーザー向けに公開された「Microsoft Power BI」アプリケーションだ。
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