ニュース
PowerShell 7に情報漏えいの脆弱性 迅速にアップデートを
PowerShell 7に情報漏えいの脆弱性が見つかった。Windows以外のOSを利用している場合、脆弱性の影響を受ける可能性があるため迅速にアップデートを適用してほしい。
Microsoftは2021年10月14日(現地時間)、「PowerShell 7」の最新アップデート「PowerShell 7.1.5」を公開した。最新バージョンは、Windows以外のOSで資格情報を平文で送信する可能性がある脆弱(ぜいじゃく)性(CVE-2021-41355)に対処した。「macOS」「Linux」ユーザーなどは特に注意が必要だ。
PowerShellのバージョンを確認して迅速な対処を
Microsoftは、GitHubの以下のページでセキュリティアドバイザリをまとめている。
関連記事
- DarkSideの新ブランド? ランサムウェア「BlackMatter」にCISAらが注意喚起
2021年7月に発見されたランサムウェア「BlackMatter」が米国で猛威を振るっている。CISAとFBI、NSAはこれに向け、共同でセキュリティアドバイザリを発行した。 - Windows 10の累積更新プログラムの適用で「ネットワーク印刷ができなくなる」と報告多数
「Windows 10」向けの累積更新プログラムの適用で、ネットワーク印刷ができなくなった報告が相次いでいる。Microsoftからの公式発表はなく現時点では一時的な回避策しかない状態だ。 - コンテナアプリのセキュリティをどう守る? Fugueの提案
クラウド型セキュリティサービスを提供するFugueは、自社サービスにKubenetesのセキュリティチェック機能を追加した。開発ライフサイクルで一貫したポリシー適用をサポートし、エンジニアの負担低減を目指す。 - Microsoftが2021年10月の累積更新プログラムを配信 迅速にアップデートを
Microsoftは2021年10月の累積更新プログラムを配信した。「緊急」(Critical)に分類される脆弱性の修正が含まれるため、迅速なアップデート適用が望まれる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.