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セブン&アイがAWSを導入 サイロ化した情報管理から脱却して顧客体験価値向上を狙う
セブン&アイ・ホールディングスがAWSを採用した。同グループ共通のイノベーション基盤を整備することで、一貫性のあるサービスを顧客に迅速に提供できるようにするという。
アマゾン ウェブ サービス ジャパンは2021年11月30日、セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)がAWSを採用したと発表した。
セブン&アイは、これまでグループ各社がオンプレミスのITインフラを運用して異なるセキュリティ規程を適用してきた。サイロ化したアプローチでは、セブン&アイグループの多彩な業態間で顧客情報を共有し、グループを横断した新たな顧客向けデジタルサービスを構築することは困難だと判断した。
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