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アサヒグループがServiceNowのITSMを導入 同社が提唱する「従業員体験の最大化」とは何か?
アサヒグループが、ServiceNowのITSMを導入した。ワークフローを可視化し、管理するデジタルワークフロープラットフォームとして運用する。
ServiceNow Japanは2021年12月2日、アサヒグループホールディングス(以下、アサヒグループ)がServiceNowの「IT Service Management」(ITSM)を導入したと発表した。アサヒグループはITSMをデジタルワークフロープラットフォームとして2021年10月から運用を開始した。同社はITSM導入をITモダナイズアーキテクチャ戦略の一環と位置付けており、今後はServiceNowの「HR Service Delivery」の展開も検討している。
従業員を「カスタマー」と捉えたシステム構築とは?
アサヒグループは、企業の成長には従業員の心身の健康と豊かなライフスタイルの支援が欠かせないという観点から働き方改革に注力している。「いつでも、どこでも、効率的に」働ける環境を整備するために、人事制度やオフィス環境の整備と合わせてIT活用を推進することで従業員のモチベーションと生産性の向上を図る。
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