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ベアメタルサービス「Equinix Metal」が最新プロセッサ搭載でバージョンアップ、2022年に大阪でも提供開始
エクイニクスは、ベアメタルサービス「Equinix Metal」の機能強化を発表。最新プロセッサ搭載の「第3世代(Gen3)」をリリースし、NVIDIAのAIアクセラレーションやNutanixのハイブリッド/マルチクラウド連携を追加した。また、新たに大阪を含む世界6都市での提供も開始する。
エクイニクス・ジャパン(以下、エクイニクス)は2022年1月24日、ベアメタルサービス「Equinix Metal」に新技術を追加し、機能を強化したと発表した。
Equinix Metalは、同社のデータセンター内で稼働するベアメタルサーバとストレージを提供するコンサンプション型(IaaS型)のベアメタルサービス。APIやDevOpsツール、Kubernetesエコシステムなどを活用し、ビジネスに適したサービスコンテナやインフラストラクチャを構成できる。
「Equinix Metal Gen3」は3種の次世代チップ搭載、特殊構成ベアメタルの高速提供も
今回、Equinix Metalには「AMD、Ampere、Intelの最新プロセッサ」「NVIDIAのフルスタックのアクセラレーテッドコンピューティングによるAIインフラ」「Nutanixのハイブリッド/マルチクラウド統合環境」などが追加された。また、新たに6つの都市圏でEquinix Metalのサービス提供を開始した。
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