ニュース
りそなとNTTデータ、IBMが金融デジタルプラットフォームを提供する新会社設立へ
りそなホールディングスとNTTデータ、日本IBMは、金融デジタルプラットフォームの提供を目的とする新会社「FinBASE」の設立において合弁契約を締結した。同プラットフォームは、サービスを提供するフィンテック企業と地域金融機関とを仲介する基盤となる。
りそなホールディングス(りそなHD)とNTTデータ、日本IBMの3社は2022年2月7日、金融デジタルプラットフォーム提供のための新会社「FinBASE」設立について合弁契約を締結したと発表した。設立予定日は2022年4月1日で、資本金は1億円。出資割合はりそなHDが80%、NTTデータと日本IBMがそれぞれ10%だ。
フィンテック企業と全国の金融機関を仲介するプラットフォーム
FinBASEは、従来の枠組みにとらわれないオープンなプラットフォーム「金融デジタルプラットフォーム」の提供を目指す。金融デジタルプラットフォームは決済や資産運用、本人認証などのフィンテック企業が提供するサービスと、その利用者となる地域金融機関や一般事業法人などを仲介する基盤となる。
関連記事
- エンタープライズIT需要は今後どう動くか――富士通、NEC、NTTデータの受注状況から探る
国内のエンタープライズIT需要は今後どう動くか。富士通、NEC、NTTデータのITサービス大手3社の受注状況から探ってみたい。 - クローズドネットワークでWinActorとServiceNowを連携開始、NTT-ATがアプリ提供開始
NTTアドバンステクノロジは、「ServiceNow Store日本版」で「WinActor Scenario Controller for VPN」の提供を開始した。WinActorとServiceNowの連携により、クローズドな環境の顧客の業務効率化、品質向上を支援する。 - 国内企業で進みつつある「Branch of One」、5G普及で加速の可能性も――IDC調べ
IDCの調査によると、オフィスのIT環境を自宅に拡張する「Branch of One(1人支店、在宅勤務)」は、情報サービス/通信/メディア、流通、金融分野などの大企業を中心に進みつつあることが分かった。 - IBM、自社製品の環境パフォーマンス管理向けの機能強化に向けEnviziを買収
IBMが環境パフォーマンス管理向けデータ分析ソフトウェアを手掛けるEnviziを買収した。IT基盤運用やサプライチェーン管理などの業務でコストなどと同様にGHG排出量最適化に向けた判断や関連情報のレポート体制整備を支援する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.