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Firefoxに深刻度「重要」の脆弱性 迅速にアップデートを

Firefox 97とFirefox ESR 91.6が公開された。複数の脆弱(ぜいじゃく)性が修正されており、幾つかは深刻度が「重要」(High)に分類される。Firefoxを使用している場合には最新版にアップデートすることが望まれる。

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 Mozilla Foundation(Mozilla)は2022年2月8日(現地時間)、同社のブログでWebブラウザ「Firefox 97」とエンタープライズ向けのFirefox「Firefox ESR 91.6」の公開を報じた。

 最新バージョンでは複数の脆弱(ぜいじゃく)性が修正され、そのうち4つは深刻度が「重要」(High)と分類されているため注意が必要だ。迅速にアップデートの適用が求められる。


MozillaはFirefoxとFirefox ESRの最新版リリースを伝えた(出典:MozillaのWebサイト)

深刻度「重要」に該当する脆弱性の詳細は

 修正対象の主な脆弱性は次の通りだ。

  • CVE-2022-22753:「Windows OS」における「Maintenace Service」を経由したシステム権限への特権昇格の脆弱性。深刻度は「重要」(High)に分類される。Maintenance Sericeの「Time of check to time of use」バグを悪用すれば、任意のディレクトリへの書き込み権限が取得でき、これを利用することでSYSTEMアクセスに特権昇格が可能になる。Windows向けのFirefoxのみが影響を受ける

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