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「4年後に私たちの4人に1人が1日1時間以上メタバースで過ごす」ガートナーが予測
ガートナージャパンのメタバースに関する展望によると、メタバースは従来型の仮想空間を超えたものになり、可能性とリスクを洞察することが重要だという。
ガートナーは2022年2月7日(現地時間)、メタバースに関する展望を発表した。同社の予測によると、仕事やショッピング、教育、ソーシャル、エンターテインメントなどのために1日1時間以上をメタバースで過ごすようになる人が2026年までに全体の25%に達するという。
デジタル通貨とNFTが作る新たなデジタルエコノミー
ガートナーはメタバースを「仮想的に拡張された物理的現実とデジタル化された現実の融合によって創り出される集合的な仮想共有空間」と定義する。メタバースはユーザーに継続的な没入感を提供し、デバイスに依存せず、タブレットやヘッドマウントディスプレイなどさまざまなデバイスからアクセスできる。
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