インタビュー
エネルギー業界のDX、デジタルネイティブ企業はどう見る? 「エネルギーの無価値化」に取り組むデジタルグリッド:「DXリーダーに聞く」 エネルギー×DX(2/2 ページ)
エネルギー業界で進むDXを追う本連載に初のベンチャー企業が登場する。デジタルネイティブ企業でもあるデジタルグリッドはエネルギー業界のDXをどう見るのか。そして、同社が取り組む「エネルギーの無価値化」とは何か。
売り手は買いたたかれ、買い手は高くつかまされる?
再エネの導入促進を目的として2012年に制定された「再生可能エネルギー固定価格買い取り制度」(FIT)は、新規で造設された太陽光パネルが発電した電気を10年間に限り、大手電力会社が固定価格で全量買い取る仕組みだ。2022年以降、固定価格買い取り期間が終了した「卒FIT」電源が増加する。
前述した「再エネの売り手が安く売らざるを得ない」原因もこの卒FITにある。
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