ニュース
MicrosoftがAzure上にRISE with SAPを導入 基幹業務システムを最適化
Microsoftは、AzureにRISE with SAPソリューションを導入する。同社のSAP ERPソフトウェアシステムをSAP S/4HANA Cloud, private editionに移行する。SAPもAzureへの移行を進め、基幹業務システムのIT運用を最適化する。
SAPは2022年3月24日(現地時間)、MicrosoftがSAP ERPソフトウェアシステムを「SAP S/4HANA Cloud, private edition」に移行するために、「Microsoft Azure」上に「RISE with SAPソリューション」導入を決定したと発表した。
Microsoftは、RISE with SAPを利用して大規模な社内SAP ERPを変革する初めてのパブリッククラウドプロバイダーとなる。
SAPのAzure移行も進む
Microsoftはこれまでに「SAP SuccessFactorsソリューション」や「SAP Integrated Business Planning for Supply Chainソリューション」「SAP Business Technology Platform」などを導入している。
関連記事
- Azureがストリームデータ処理基盤を強化 Confluentと戦略的パートナーシップ締結
MicrosoftとConfluentは、新たな戦略的パートナーシップ契約を締結した。両社はAzureにおけるデータストリーム管理の運用負荷軽減と、クラウドにおけるリアルタイムアプリケーション開発の迅速化を目指す。 - トヨタコネクティッドとマイクロソフト、AIとコネクティッドカーを組み合わせたプロジェクト推進
トヨタコネクティッドと日本マイクロソフトはAIやIoT、コネクティッドカーを組み合わせたプロジェクトを進めている。社会課題を解決するプラットフォームの提供を目指す。 - カプコンが財務経理DX基盤としてBlackLineを導入 決算にかかる時間を半減し、人的リソースをコア業務に集中
カプコンは、自社の財務経理DXの基盤として、「SAP Account Substantiation and Automation by BlackLine」を導入した。決算にかかる工数を半減し、付加価値の高い戦略的業務に人的リソースを集中させる。 - IBMとSAPが「RISE with SAP」の新サービスを開始 ミッションクリティカルなワークロードのクラウド移行を支援
IBMとSAPは、顧客のSAPソリューション環境からクラウドへのワークロード移行を支援する新サービスを開始する。IBMはクラウドインフラとテクニカルマネージドサービスなどを提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.