ニュース
Google PlayにVPNアプリを装う“偽アプリ”が混入 インストールを避けるには?
Google Playで200以上のスパイウェアが発見された。これらの偽アプリをインストールするとFacebookの認証データや暗号通貨関連の鍵を窃取される可能性があるため注意が必要だ。
Trend Microは2022年5月16日(現地時間)、同社のブログで「Google Play Store」(以下、Google Play)に200以上のスパイウェアが紛れ込んでいるとして注意を喚起した。
これらのアプリをインストールしていると「Facebook」の認証データや暗号通貨関連の鍵を窃取される危険性があるとされている。
偽アプリのインストールを避けるにはどうすればいい?
「Android」のユーザーを悩ますスパイウェアの一つに「Facestealer」がある。同マルウェアは2021年7月に発見されてからGoogle Playに度々混入しており、頻繁にコードが変更されて複数の亜種が開発されている。今回Trend Microが検出したスパイウェアもFaceStealerの亜種で、10万回以上ダウンロードされたものもある。
関連記事
- Apache Tomcatに情報漏えいを引き起こす脆弱性 迅速なアップデートを
Apache Tomcatに深刻度が「重要」(High)に分類される脆弱性が見つかった。実装によっては脆弱性の影響を受けない可能性があるが、アップデートが提供されていることから迅速に適用してほしい。 - 異例の対応? CISAがカタログに追加した脆弱性を一度取り下げた理由
CISAは「既知の悪用された脆弱性カタログ」に追加した脆弱性について、一時的に登録を解除するという異例の措置を発表した。なぜ同脆弱性は取り下げられたのだろうか。 - Adobeの複数製品に深刻度「緊急」の脆弱性 迅速な対処を
Adobeは複数製品に脆弱性が存在するとし、セキュリティアドバイザリを発行した。深刻度「緊急」(Critical)に分類される脆弱性も見つかっており迅速な対処が求められる。 - Microsoftが2022年5月の累積更新プログラムを配信 複数製品が対象に
Microsoftは2022年5月の累積更新プログラムを配信した。複数製品でセキュリティアップデートが提供されている。内容を確認するとともに、迅速にアップデートを適用してほしい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.