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リサーチャーが見たデータ活用大国・中国の「データガバナンス」の現在地都市OS構想からプライバシーテックまで(2/2 ページ)

都市OSの実験や巨大プラットフォーマーによるエコシステム構想、国民ID基盤の整備など、データを駆使した事業や公共サービスを次々に打ち出してきた中国。物量を強みとしたデータ活用が目立っていたが、この数年でその方向性を「質」に変えつつあるという。隣国のデータ活用におけるテックトレンドをリサーチャーに聞いた。

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市民生活を変える都市OS「City Brain」と国民ID整備

 中国スマートシティーの事例としてよく知られているのが、アリババの本拠地である杭州だ。同社が開発した「City Brain」という都市OSに、都市インフラを運営する11の部門システムデータを統合。IoTやカメラで車や人流のデータも合流させ、部門、分野横断で連携させることで、交通渋滞などの都市問題を解決しようとしている。

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