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Emotet被害は日本が突出 2022年第1四半期の調査結果を公開――トレンドマイクロ
トレンドマイクロは2022年第1四半期のEmotet感染状況を伝えた。検出台数を地域別に比較したところ、日本が突出して検出数が多いという結果になった。
トレンドマイクロは2022年6月7日、同社のブログで2022年第1四半期におけるマルウェア「Emotet」の動向を発表した。
同社は、2022年第1四半期(1〜3月)のうちに全世界でEmotetの新たな亜種を複数利用した感染活動を観測しており、感染被害地域別に見ると日本が最多の検出数となったと報告している。
日本は最多の検出数 Emotetの新たな感染手口とは?
トレンドマイクロによれば、2022年第1四半期のEmotet感染による被害の多くは日本で確認されており、次いで「アジア太平洋地域」(APAC)、「欧州、中東、アフリカ地域」(EMEA)、北米地域(NABU)、中南米市域(LAR)と続いている。
さらに2022年第1四半期のEmotet検出数を業界別で見ると、製造業界や教育業界を狙った攻撃が多いという結果になった。トレンドマイクロによれば、サイバー攻撃者はこれらの収益性の高い業界を標的にして衆目を集めることで、自身が提供する、サービスとしてのマルウェア「MaaS」(Malware as a Service)を利用したいという潜在顧客を増やした可能性がある。
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