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DXの成否にITリーダーの「性格」が影響――ABBYY調査で判明

ABBYYはDX推進プロジェクトの成功要因を探る調査を実施した。調査結果から、プロジェクトの成否は導入するサービスや導入理由だけでなく、プロジェクトリーダーの性格といった人間的資質にも左右される可能性が浮かび上がった。

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 ABBYYジャパン(以下、ABBYY)は2022年6月21日、「企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進プロジェクトの成功要因を探るグローバル調査」の日本における調査結果を発表した。

 同調査は、プロセスオートメーションの導入をはじめとした企業のDX推進の成功、失敗の実態を把握し、注意点を明らかにするため、英国や米国、フランス、ドイツ、日本の企業のITに関する意思決定者1208人(うち日本は202人)を対象に2022年3月に実施された。

ITリーダーの性格がプロジェクト成否に影響する理由は?

 今回の調査から、世界のIT意思決定者の98%が「(コロナ禍が深刻だった)過去2年以内に自動化技術を導入」していることが分かった。導入の意思決定はデジタル主導ではなく、人主導の「人材第一」という新たなアプローチが採用される傾向が増えていることも分かった。

 グローバル全体の傾向としては「RPA」(ロボティックプロセスオートメーション)への投資は少なく、「IDP(インテリジェントドキュメントプロセッシング)/AI OCR」や「プロセスマイニングを含むプロセスオートメーション技術」が最も多く導入された。

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