ニュース
iPhone、iPad、Macで脆弱性が発見 直ちにアップデートを
Appleではサイバーセキュリティ犯罪者によって任意のコードが作成されるサイバー攻撃が確認されており、デバイスが乗っ取られる危険性がある。既に配布された修正アップデートを確認して実行しよう。
Appleは2022年8月17日(現地時間)、iPhone、iPad、Macにカーネル権限で任意のコードが実行できるセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると発表した。このセキュリティ脆弱性が利用されるとサイバー攻撃を行う犯罪者によって任意のコードを作成され、デバイスの制御権が乗っ取られる危険性がある。Appleは既にこの脆弱性を修正するアップデートを配信している。
セキュリティ脆弱性が存在するプロダクトと修正されたバージョン一覧
セキュリティ脆弱性が存在するとされるプロダクトは次の通りだ。
関連記事
- 企業はランサムウェア攻撃を受けると覚悟 しかしその対策は進んでいない実態が明らかに
GigamonおよびGartner Peer Insightsが300人の情報セキュリティリーダーに行った調査結果を公開した。多くの企業がランサムウェア攻撃のリスクを認識しつつも、備えが十分にできていない実態が浮き彫りになった。 - RaaSで提供される脅威「Zeppelin」に注意 その対策方法は
Malwarebytesが、ランサムウェア・アズ・ア・サービス(RaaS: Ransomware-as-a-Service)として提供される「Zeppelin」への注意を呼び掛けた。Zeppelinに関しては先日CISAとFBIもアラートを発行しており、現在アクティブに悪用が確認されている。 - Wikipediaの1日分のアクセスがたった10秒で 大規模DDoSをブロックするGoogle Cloudの防御機能
Googleは2022年6月1日、毎秒4600万リクエストという大規模な分散型サービス拒否攻撃を受けた。これはWikipediaにおける1日分のアクセスが10秒間で行われるような規模のリクエスト攻撃だが、Googleはこれを同社のエッジでブロックし、ユーザーへの影響を最小限に抑えたと説明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.