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vSphere 8、vSAN 8、VMware Ariaも登場 VMwareからマルチクラウド管理を意識したソリューション発表が相次ぐ

VMwareが「VMware Explore 2022」開催に合わせ、多数の新情報を発表した。マルチクラウドを前提とした機能強化が目立ち、個別に提供してきたIT基盤ソリューションの融合を本格化する狙いが見える。

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 VMwareは2022年8月30日(現地時間)、米国で開催中の年次イベント「VMware Explore 2022」において「VMware vSphere 8」および「VMware vSAN 8」を発表した。また、2022年3月に予告していたマルチクラウド管理向けソリューション「VMware Aria」を発表した。

 ユーザーはこれらソリューションを活用することでプライベートクラウド、パブリッククラウド、オンプレミス、エッジにまたがるインフラストラクチャを効率よく活用できるとしている。

マルチクラウドを前提とした新運用ツール「VMware Aria Hub」のβ版発表

 VMware Ariaはグラフベースのデータストアを使ってマルチクラウド環境の各種リソースを一元的に把握し、最適化を支援するソリューションとして提供される。「VMware Aria Cost powered by CloudHealth」「VMware Aria Operations」「VMware Aria Automation」といったように、VMwareが提供する管理機能の基盤を担い、「VMware Aria Hub」(旧称「Project Ensemble」)から一元的に運用できるようになる見込みだ。従来、VMware vRealise製品群として提供されてきた機能がマルチクラウドに対応したものと考えると分かりやすいだろう。

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VMware Ariaのカバー領域と機能(出典:VMware公式ブログ)
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VMware Ariaによる一元的な管理のイメージ(出典:VMware公式ブログ)

「VMware vSphere 8」と「VMware vSAN 8」の新機能

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